2014年08月16日

ザ・残暑

残暑お見舞い申し上げます。

早いもので８月も半分がすぎました。

昨日は高速のＵターン渋滞もすごかったようで、

ドライバーの方々はお疲れ様でした。

まだ暑い夏は続きますが、

爽快な秋空もすぐそこまで来てるのであろうと期待し、

熱中症に気を付け、乗り切りましょう！！

車屋ゼロ　スタッフ一同

タグ：: #自動車

2014年08月10日

百聞は一見にしかず・・・　　ＡＧＭバッテリー

本日は台風が接近している為、工場と事務所にこもっております。

雨風が強く、少し出ただけで傘をさしているにもかかわらずびっしょりです。

なので今日は数年前より輸入車、国産車に純正で取り付けられているＡＧＭバッテリーについてまとめてみまし

た。

AGM＝Absorbed Glass Mat=浸透ガラスマット

もともとは航空用に開発されており、軍用のバッテリーとしても多く採用されている方式です。
現在、最先端の技術でありカーバッテリーにおいても、今後の主流となると考えられます。

AGM のメリット
・耐用年数が長い
・低温でより高い始動確実性同じ容量の鉛バッテリーとAGM では冷間始動特性が良くなっています。

　　（７０Ah では５７０CCA→７６０CCA）
・高い消費電流で確実にエンジンを始動させる
・硫酸が１００％ガラス繊維マットに凝集されているため、バッテリーハウジングが損傷しても硫酸が漏れ出ない

AGM のデメリット
・価格が高い
・AGM バッテリーは空間的な温度差が大きいため、エンジンルーム内に取り付けることができない。

　それ以外すべての鉛バッテリーをAGM バッテリーに交換することができます。

AGM と鉛カルシウムバッテリーの違い

・より大きなプレート
・２５％高い出力密度
・ガラス繊維製のセパレーター：これにより３倍高いサイクル強度を実現。その結果冷間始動特性、電力消費、　　耐用年数が改善
・プレッシャーリリーフバルブ付きのガス漏れのないハウジング（このことをVRLA と呼ぶ）
　VRLA＝(Valve Regulated Lead Acid)
・ガラス繊維に凝集されているバッテリー液