府中/車屋のブログ

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2009年09月

エンジンからの異音で入庫のお車の点検です。



車両はメルセデスベンツC240W(W202) 98年。



エンジンアイドリング時、キキッと音が出ております。



エアコンのコンプレッサー付近の模様。



エアコンの効き具合、ガス圧共に正常な状態ではありません。



ベルトを外し、エアコンコンプレッサーの点検をしてみると、



回転にかなりの抵抗があります。



ガス圧の数値から、コンプレッサー内部に・・・。



とゆう事で外します。


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コンプレッサーはDENSO(日本製)の可変容量式。


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内部からはかなり焼けた匂いがしております。


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内部にあるピストンに引きずり跡があり鉄粉が充満しています。



シリンダー内に抵抗が生じると回転力が低下し、



結果、エアコン効かず、またはロックしてしまいます。



入庫時はロックの寸前の状態だった模様で、



突然の音だったそうです。



オーナー様はエアコンをあまり使わないそうですが、



他の補器部品へのダメージも考慮し、整備いたしました。






このお車を新車時からメンテナンスをしてもらっていた工場が、



引っ越しをされて、車検をオーナー様ご自身で先日取得したばかりとの事で、



『まずかったかな?』と言われましたが、



車検とのタイミングはたまたまかと・・・。



残念ながら陸運局でエアコンの点検までは行わないのと、



整備工場でも、なんらかの異音、異常が出ていない状況では、



車検時に内部点検までは行わない事をご説明させて頂き、



元気になって出庫して行きました。



このお車の過去の整備状況すべては把握出来ませんが、



原因はコンプレッサオイル不足など考えられます。



また年数による摩耗、疲労により各部傷んでくる年数でもあり、



普段と違う音、匂い、チェックランプ等があった場合は早めの点検、処置で、



大事に至らない事もあります。



このオーナー様はこれから長野までドライブとの事で、



出先でのトラブルの前で良かったと喜んでいただけました。



みなさんも良い連休をお過ごしください。





ちなみにデンソーのHPで解説がありました。
デンソーのHP

本日は涼しく業務もはかどりました。



もうシルバーウィークに突入したそうですが、



明日も天気が良い様なので、行楽日和ではないでしょうか。



遠出をされる方は安全運転を・・・。





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今日は夕焼けが綺麗でした。




本日の入庫車両です。

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E500アヴァンギャルドとMiniクーパーSクラブマン。




当社の新入りでございます。宜しくお願いいたします。











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本日は大安です。



お客様の期日の指定が多い日でございます。



最近は関係無いと考える方も沢山いらっしゃいますが、



職業問わず、気にされる方は気にしますし、



お客様の中には大安をとてもこだわりの日と考える方もいらっしゃいます。



ですから指定の日、またはお客様がお休みの日、



の前日までが慌ただしく、仕事が集中します。



連休前のお客様とのお約束は無事果たせそうです。





さて、大安・・・私は【気にする】方でございます。



かといって、六曜の意味を詳しく把握しているわけではありませんが、



なんかいい事があるのではないか



なんて朝から考える日にしています。



今の所、いたって普通な日でありますが、



なんかいい事に出会うはずです。



だって大安ですから・・・。






事務所前にあるバラの花が、


一輪だけさきました。


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5月のゴールデンウィークに満開に咲いたばかりですが、


秋にも咲くんですね。

ベンツV280のラジエター破損により、



オーバーヒートを起こしてしまったお車の入庫です。



高い縁石にヒットしてしまい、ラジエター下部が割れてしまった模様ですが、



リザーブタンクが一体になっているこの車種のラジエターは、



タンク部からの漏れも多いので、水の減りは要点検です。



ヘッドを下ろし、研磨、テストをし、



ガスケットを交換。



幸い大事には至らず、快調に走ることが出来る様になりました。



この年代(W638)のV280はフォルクスワーゲンのエンジンベースを使用しております。



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車重2tの車を動かすには相当のパワーを必要とする為、この奥行きの無い、狭いエンジンルームに、



VW製、狭角VR6エンジンがうってつけだったのでしょう。



V型エンジンといえば、多くはバンク角90°、シリンダーヘッドが左右に広がり、



非常に大きいエンジンスペースを必要としますが、



狭角VR-6は、一つのブロックに互い違いにシリンダーが並んでおり、



一見、直列エンジンではありますが、バンク角は15°。

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元々、FF横置きエンジンとして開発され、非常にコンパクト。



現在のVW製V型エンジンはさらに改良がなされ、



より狭角に、よりパワー大になっております。



さらにこのエンジンを2つ合わせたW12気筒エンジンは、



狭角エンジンを2基並べ、V8並みのサイズに大排気量&軽量エンジンと、



12気筒の中では最もコンパクト。



確かVR-6が出た当時は、熱効率や整備性など賛否両論あったと記憶していますが、



十数年たった今でもガンガン走っております。



そして今はそれがベースとなり改良を重ね、進化し続けています。




ハイブリットを含め、年々車は進化し続けますが、


想像を形にし、進化し続けるエンジニアの方々の技術力は凄いな~と、いつも見入ってしまいます。


今後はどんなあっと驚く車を世に出してくれるのでしょうか。 楽しみです。

最近ではコンパクトカーの前席で稀にみかけるのですが、



ベンチシート&コラムシフト




魅力です。


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足元広々、乗り降りの際に左右席にに素早く移動出来る所や、



荷物を身近に置ける所等・・・。



車幅がワイドなアメ車には前席に大人3人が乗る事が出来ます。



写真の車両はキャデラック ドゥビル 6人乗り。



ゆったりした室内空間でのドライブはアメ車の魅力の一つですね。






昔、フォード トーラスワゴンでドライブに出かけ、



大男3人が前席に肩を並べ、『ジュース持ってて』とか、



『ひじ邪魔だよ、後ろ乗ってよ』とか言いながらも、



楽しいドライブを満喫していました。



回りから見たら異様な車内の光景だったでしょうが・・・。



懐かしいです。

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