アルファロメオ159 2.0JTS マニュアル、左ハンドル
なかなかアルファロメオのなかでも左ハンドルのマニュアルは珍しいお車です。
今回の入庫はエンジン警告灯点灯です。
エンジン不調は感じないとの事。
エンジン警告灯は2ヶ月に1回くらい点灯し、その都度ディーラーさんで消去だけを
行っていたそうです。
完治するには長期お預かりといくら費用が掛かるかわからないと言われたそうで、
当社のブログを見ていただき入庫していただきました。
「ブログを見て」の入庫はうれしい限りですし、
そういうこと言われると・・・燃えます!!
早速、故障メモリーを見ると
時々故障・・・確かに!!
時々と言ってるだけあって現在はなし。2ヶ月に1回の頻度ですから・・・
考えられるところも正常でした。
ディーラーさんが長期お預かり必要なのもわかります・・・
しかし、長期お預けできないお客様の為に何とか原因だけでもはっきりしたいので
問診により警告灯が点灯するタイミングを聞きなんとなく見えてきました。
いろいろ絞り方はあると思いますが、まずは警告灯が点灯する瞬間が見たいと思い、
点灯したらこーしよーあーしよーと妄想をふくらまし・・・
走って・・・止めて・・・走って・・・止めて
数日後・・・エンジン始動時「ぴっかーーーん」
すぐにテスターに接続し、チェック
「時々故障」じゃなくて「断線検出」になってるーーーー!!!
今がチャンスタイム突入と思い、あれこれ試し、
結果はインテークバリエーターのソレノイドバルブ!!
抵抗測定 1.697メガオーム・・・ほぼ断線の数値。
現行犯逮捕!!!
1時間後、再度測定すると15オーム(正常)になり故障コードも「時々」に戻ってい
ました。
後日、新品パーツと交換し、測定!!
11.2オームこれが正常値のようです。
時々故障ってむずかしい・・・けど粘った甲斐がありました。
お客様にも喜んでいただけたと思います。
また、よろしくお願いします。
コメント