梅雨明けしてから、まー暑い日が続いておりますね。
今年は暑くなるとか、冷夏だとかニュースでやっていますが
毎日車を目の前にしている自分からするとどうせ暑いんでしょ・・・とあきらめております。
さて、今週はメルセデスベンツEクラスW211の修理!
修理内容は「SBCホールドできない」です。
なかなかベンツ乗りじゃないとピンと来ない内容ですが、説明しますと
まず、SBCとはセンソトロニック・ブレーキ・コントロールの略でメルセデスベンツの電子制御ブレーキコント
ロールの事です。SLクラス(R230)、Eクラス(W211)、CLSクラス(W219)等の一部に搭載されています。
このSBC、実は非常にお利口な制御でして、オートホールド機能、雨天時走行にディスクの水分の除去を行う
機能やディスクとブレーキバッドの間隔を狭める機能などを備えているのですが、故障も多く不具合時に十分
な制動力が得られないなど安全性に重大な問題があり大規模なリコールが数回行われております。また、マ
イナーチェンジを機に廃止されてしまいました。
と説明が長くなりましたが、今回の修理は安全性に重大な問題があるところではありません!!
数ある機能のうちのオートホールド機能が使えないだけで、走行上問題ありません。
しかし、シフトDでブレーキを強く踏むとオートホールド機能が働くはずなのですが、信号待ち、渋滞等で便利なこ
の機能が使えないという症状です。
ベンツ専用テスターでその原因を探っていくとブレーキ機能とは一見無関係そうなシフトメカニズム!!
この年代のシフトメカニズムは電子シフトではないのでトランスミッションのシフト変更はリンケージで機械的に
行っておりますが、たくさんの情報を他のユニットに送っている為、コントロールユニットになっています。
ディーラーなどではASSY交換になりますので10数万ですが分解修理すれば費用を抑えられます。
取り外し、分解修理後取付、故障コードリセットで完治です。
by Ken
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