H18年メルセデスベンツ B200ターボ(W245)の整備依頼で入庫。
症状はエンジンが掛からなくなる。詳しく問診してみると1度目はエンジンが掛かるが、
しばらく乗った後、つまりエンジンが暖まるとスターターが回らずエンジンが掛からないとのこと。
実はこのベンツBクラス、Aクラス共にこの事例は少なくないんです。この車は9万キロ走行ですがよくもった方だと
思います。
トラブルシュートしたところスターター不良が確認できましたので交換なのですが・・・スターターがサワレナイ・・・
上からだとエンジンルームの下のほうで下からだと写真の黄丸の部分なんですけど
このままじゃムリということでエンジン、ミッションつけたままフロントメンバーごと降ろし、空間を作ることに・・・
文章で書くと1行で終わってしまうのですが、実はウォーターホースやエアコンのパイプやら外さないと降ろせない
ので結構タイヘン。
ここまで降ろせば丸見えです。フゥーー。
新品部品と旧部品。
今回ここまでの大掛かりな作業の為、前からお客様が気になっていたウォーターポンプ、ベルト、ベルトテンショナ
ー、サーモスタットも交換いたしました。
これにより後日、この作業を別々に作業するよりかなり工賃を軽減できました。
し・か・も下までは垂れてないし、一見漏れていないが、外してみると・・・
軸の部分からの漏れ始めの初期症状でした。
このタイミングでよかった。
元通りにして完治。
当初はお乗り換えの相談もありましたが、整備で対応し喜んでいただけました。
Kさまーー。お気に入りの車、まだまだ乗れますよーーーー。
by KEN
丸見え大好き/車屋ゼロのホームページは
コメント